Quiet Please: The New Best of Nick Lowe
さて、Soundoq企画を立てて早、どれくらいだろう?一向にコンテンツは貯まらず、下書きの段階で眠っている投稿も実はいくつかある。
書くのが面倒なのもあるが、アフィリエイトタグを用意したり、それ以外にも思いついたところのリンクを持ってきたりしているうちに元々あったコンテンツをアップするためのモチベーションが低下していたりする。
あとは、それだけ音楽に関わるモチベーションが上がってないのもあるかもしれない。
自分がなけなしの小遣いで、少ない情報の中でレコードを買い漁っていた時期は既に40~50年前の事だ。
今はサブスクの時代。
あ、アマゾン&アップル比較も放置したままだったかも(汗)
まあ、いっか!
そのうちまた経過を書きます。
で、ニック・ロウに関して、すっかり忘れられている存在、という訳でもないけど、昔よく聞いていた事を思い出し、AMU(Amazon Music Unlimited)
こんなの一つ一つ貼り付けているから面倒なのだが・・・
AMUで検索し、昔持っていた音源に辿り着き、久しぶりに聴いてみると、
Mess Around With Love
実に良い。ニック・ロウは音の作り方が良いのである。シンプルかつ充分な音の作り込みというか。
このあたり、イアン・デューリーなんかも似ているのだが、(楽曲とアイデンティティは全く共通する気がしないが)同じ時代の同じ国、英国の同一の部分があるのか、詳しい所は知らないが、具体的にはドラムの音響処理が好みな訳だ。リバーブ掛け過ぎず、殺し過ぎず、加減がまさしく適当なのである。勿論それだけではなくて、アレンジのツボも心得ていて、アンサンブルも実に気分良い。
あとは彼の個性でもあるんだろうけど、アクが少ないというか、基本的にはライトなロカビリーというか、ビートルズっぽいポップな明るさがある(ビートルズより良いと思う、あくまでも個人的に)ので、感情移入は薄いがあくまでも軽く聴ける訳である。
デメリットとすれば、聴き方が軽すぎるため、曲名も録音時期も、収録アルバムも、調べようという気になれないところか・・・
まあ、しかしニック・ロウを知らないとすれば、レコード1枚は持っていた方が良いと思う。
自分が持っていたのも輸入盤の企画物ベストだったと思う(巷で検索しても出てこないので・・・)先ずは上記ベスト・アルバムを持っていれば良いのではないかと。2枚組ですが・・・ストリーミングなら値段は同じ、ということで(^^;
ある意味、サウンドについて語るという意味では、良いサンプルレコードな気がする。
そもそも、多くのレコードレビューはその制作における文章とか製作者の人となりとか、まあそれはそれであった方が良いのかもしれないが、本来の「この音良いよ」とはあまり関係なかったりする訳で、音楽カタログを作ろうなんて思っているから面倒になってくる訳で。
自分もちょっとこのアルバム聴きながら、Soundocのコンセプトを考え直してもっと自分のモチベーション下げずに書き込めるようにしていこう、と反省?した今日この頃、という感じで・・・今日の投稿は終わろうと思う。